好きなもの 気ままに

なんとなく初めてみました。続くとも思えないけど・・・好きなものを気ままに綴っていきます

iRacing KMR Cup の勧め

iRacing の Japanese コミュニティで定番となりつつある KMR Cup について書こうかなと

 

KMR Cup は愛知県にあるレーシングシミュレータ ショップの KMR さんが主催している mx-5 Fixed(セッティング固定)ワンメイクレースです

 

iRacing のシーズンに合わせて 2019 s1、s2、s3、s4 と 4回/年 開催され、コースは日本のサーキットのみで、鈴鹿、筑波、茂木、岡山 の4種類、1シーズン 5戦(内鈴鹿が2戦)

 

iRating 毎にクラス分けしてシリーズチャンピオンを決めるのですが、そこが目的ではなく、あくまで学びの場

 

ただレースをするだけなら、あー楽しかった。で、終わっちゃうんですが、最大の特徴として、レース後に Youtube のライブで振り返りが行われます

 

主催の KMR さんが、インシデントがあったシーンを抜粋して、ケース毎にどうしたらよかったか、コメント欄を活用してみんなで考えたり

 

こういうのって、責任の所在と問題点の指摘だけになりがちで、自分で振り返ればいい範囲です。突っ込まれたー、相手の視点でリプレイを見て、んー、おれも悪かったかも?とか

 

KMR Cup では、もう少し手前、更にもう一歩手前でこういう状況にある場合はこういう予測が出来ますので、こういう準備をしておきましょう、といった様子

 

ぶつけられた人目線、ぶつけた人目線で、それぞれの立場でその時の状況の把握の仕方、対処の仕方なんかをレクチャーしてもらえます

 

自分もそうでしたが、初心者の頃は前を抜くことだけ考えて走ってました。しかし、レースは生き残ってなんぼです

 

リアルでドライブしてる時、高速道路なんか走ってる時は前後の車を把握しますよね。合流してくる車がいたら、場合によっては右車線に車線変更して避けますよね。前の車が怪しい動きをしたら、アクセルを抜いて減速しますし、事故があったら、ブレーキを踏みますよね

 

コレがバーチャルだからかレースだからか、両方だからか、出来るはずの事が出来なくなります

 

レースなので、速度域が違いますし、車間距離も違います。状況判断のスピード、範囲も異なるわけですが、事故があったらチャンス!とばかりにアクセルを踏んだり…

 

これは、どんな人でも最初は訓練が必要だと感じます。そして、その近道に KMR Cup があると実感しています

 

KMR Cup では強い人も速い人もそうでない人も混走で、参加台数が20台を超えるケースがほとんどです。つまり、振り返りの座学だけでなく、実戦で勉強が可能な点も特徴の一つ。プラックティス中に速い人のリプレイを見て走りを調整したり後ろで観察したり

 

また、シーズン中はあまり顔ぶれが変わらないというのも利点で自身の立ち位置を把握できるわけです

 

レベルアップすれば周囲のライバルの顔触れが変わります。逆に今までライバルだった人が前のグリッドに行ってしまうこともあるでしょう

 

モチベーション上がりますよね

 

毎シーズン、同じコースで開催され有効ポイントは3レース。苦手なコースを克服するもよし、得意なコースを磨くもよし、目標はクラスチャンピオン。再度書きますが、目標はチャンピオン。だけど目的にしてはいけません

 

KMR Cup 参加のコツとして

続けて参加すること、素直な気持ちで参加すること、シーズンチャンピオンを目的としない。買って驕らず、負けて腐らず。そんなマインドで

 

開催は日曜日の夜

告知はツイッター(@RacingsimK)、フォーラムにて

 

学びの場。あなたが失うものは何もありませんよ

 

とは言え、日曜の夜にレースをやると朝方まで眠れなくなるんで、なかなか参加できていません。朝早く出社しないと無能なので仕事が終わらんのです(泣

 

参加できる人は参加しない手はないですよ

と言うお話でした